大腿四頭筋が膝蓋骨に対して外向きに作用するため膝蓋骨は外側にはずれます。
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膝蓋骨脱臼 |
膝蓋骨がはずれてしまうのが膝蓋骨脱臼で、はずれそうになったものを膝蓋骨亜脱臼といいます。膝についている大腿四頭筋の働きによって膝の外側に力がかかるので、膝蓋骨は外側にはずれます。
10〜20代の女性に多い病気で、生まれつき膝蓋骨が高い位置にあり、大腿骨のくぼみに浅く入っている場合や、大腿骨の発育不全などが原因です。
また、スポーツなどで膝を強くひねったときも起こり、バスケットボールやバレーボールなどのスポーツを行っている人にみられます。
膝蓋骨がはずれると、膝がはれて痛み、膝蓋骨の内側を押すと痛みが増し、ゴリゴリという音がします。
治療は、痛みや炎症がそれほどひどくない場合は、安静にして患部を冷やしていれば数週間で治ります。スポーツをしていたら練習を休みます。
症状がひどいときは、医師の指示に従いサポーターや足底板などを装着します。
また、筋力トレーニングなどをあわせて行うとされに有効です。
膝蓋骨脱臼を繰り返す場合は、膝蓋骨の靭帯を切り離して内側にずらす手術を行うとことで膝蓋骨にかかる力の方向を変えます。しかしこの手術は骨を切るため、成長期の人は行えません。
つらい関節痛を克服するにはトラブルの根本へ働きかけることが大切です。
すなわち、「鎮痛」「血行促進」「免疫機能正常化」という3方向からのアプローチが重要となります。そこで役立つのがキャッツクローです。
キャッツクローは、インカ帝国時代からの伝承薬で、特徴は、リウマチ,変形関節炎からくる関節痛の緩和,鎮静する作用です。
その他にも抗酸化,免疫活性化作用が示唆されています。
今日では、優れた鎮痛作用、リウマチやガン・エイズといった難病に対する研究から世界的に認められている、メディカルハーブです。
1994年、WHO(世界保健機関)がキャッツクローを公式に薬用植物として認定しています。
また、アメリカでは、「免疫活性を向上させる」ことは、特許として認められています。
原産国ペルーではフジモリ大統領がキャッツクロー保護法を成立し、同時にキャッツクローの育成も奨励したおかげで、世界中で利用することが可能となっています。
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