膝の痛み 痛風
痛風の痛みは中年男性に多くまた尿酸値が高いと危険性が高まります。
痛風の初期症状は足の指や指の付け根などの末端に起こる事が多いのです。
他にもかかとや膝に発症することもありますが膝に痛みが起こる場合他の病気の可能性もあります。
初期症状から膝が腫れあがり症状がひどい場合は偽痛風という病気かもしれません。 この病気は膝に起こる事が多い病気です。
痛風は尿酸が体に溜まり、高尿酸血症になり尿酸が結晶化することで起きる神経痛です。
しかし、偽痛風というのはピロリン酸と言われる物と血液中のカルシウムが結合して結晶化し軟骨に溜まると起こる神経痛です。
痛風と異なるのは原因となる物質が「尿酸」か「ピロリン酸カルシウム」かで違いがあります。
そして勿論偽痛風にかかっている人は「尿酸値」は高くないことが多いです。
痛風とは違い、痛みが発症する場所は膝などの大きな関節です。そして痛風患者が男性の発症率が圧倒的に高いのに対して偽痛風は男女問わず発症します。
尿酸値が正常である場合でも偽痛風であればX線にて石灰化している部分が認められます。
痛風の症状だと思って受診したら実は偽痛風だった、というケースは結構あるようです。
治療法は治療法はありませんが、痛みを抑える薬物療法をされることが多いようです。 偽痛風が恐ろしいのは関節が曲がる事がある事です。
片方の膝が偽痛風に侵され関節が曲がり、逆の足に負担がかかりその足も偽痛風にかかる…と両足が偽痛風に侵される危険性もあります。
定期的な健診などでカルシウムの石灰化を防ぐことが重要です。
痛風の症状が出る事も、他の病気も初期症状が出る前に出来る限りの対処が出来るのが良いでしょう。
1.どんな病気でしょうか
偽痛風は関節内にピロリン酸カルシウムが析出することによる結晶誘発性関節炎で、特に膝関節に多く発症します。腫れや痛みが、時には多関節に及ぶこともあり、稀に発熱、体重減少などの全身症状を伴うこともあります。60歳以降に多く認められ、レントゲン写真では、関節の隙間に石灰化が認められます。
2.原因はなんでしょうか
偽痛風は、痛風に似た関節内に結晶が析出して炎症が惹起される急性の関節炎です。遺伝・加齢・変形性関節症・関節リウマチ・副甲状腺機能亢進症・甲状腺機能低下症等が原因と考えられています。
3.どのような症状でしょうか いくつかの病型があります。
A型:偽痛風発作型:急性、亜急性の関節炎を繰り返します。A型の好発部位は70%以上が膝関節ですが、時に手、肘、足関節にも出ます。
B型:偽性関節リウマチ型:比較的慢性に経過し、多関節におよぶ炎症所見の強い型で、朝のこわばり、赤沈値が亢進し、CRPが陽性のことがあり、関節リウマチと誤ることがあります
C型:偽性変形性関節炎型で、急性炎症を呈するタイプで、やはり圧倒的に膝関節に多く見られます。
D型:偽性変形性関節炎型で、C型に急性炎症を伴わないタイプです。
E型:無症状で、本症の50%を占め、関節炎を伴いませんが、レントゲン上関節の隙間に石灰化を認めるタイプです。
F型:偽性神経障害性関節症型で、著しい機能障害があるタイプです。高度の関節破壊が生じることがあります。
加齢と関係が深く、男女差はありません。また、副甲状腺機能亢進症との関係も知られています。
4.検査や診断はどうされるのでしょうか
関節からの“みず”(関節液)を採取して、偏光顕微鏡でピロリン酸カルシウムの結晶を証明します。通常は、レントゲン写真で関節に線状、点状の石灰化像が認められた場合に診断します。また、血液検査で痛風との鑑別が必要です。
5.治療はどうするのでしょうか
対症療法が基本になります。急性期には、非ステロイド剤の経口投与が行われます。症状が強い時には、“みず”を抜き、ステロイド剤やヒアルロン酸を関節内に注入します。稀に激しい痛みや発熱などの全身症状が出現した場合には、ステロイド剤を内服します。また、慢性化した場合でも同じように非ステロイド性抗炎症剤の内服や関節内に注射が行われます。変形性関節症を合併していることが多いため、体重を落とし、筋力を強化することに努めます。
つらい関節痛を克服するにはトラブルの根本へ働きかけることが大切です。
すなわち、「鎮痛」「血行促進」「免疫機能正常化」という3方向からのアプローチが重要となります。そこで役立つのがキャッツクローです。
キャッツクローは、インカ帝国時代からの伝承薬で、特徴は、リウマチ,変形関節炎からくる関節痛の緩和,鎮静する作用です。
その他にも抗酸化,免疫活性化作用が示唆されています。
今日では、優れた鎮痛作用、リウマチやガン・エイズといった難病に対する研究から世界的に認められている、メディカルハーブです。
1994年、WHO(世界保健機関)がキャッツクローを公式に薬用植物として認定しています。
また、アメリカでは、「免疫活性を向上させる」ことは、特許として認められています。
原産国ペルーではフジモリ大統領がキャッツクロー保護法を成立し、同時にキャッツクローの育成も奨励したおかげで、世界中で利用することが可能となっています。
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