自律神経失調症の予防はライフスタイルを見直すことです。
いまの文明社会では、みんな自然のリズムを無視した変則的な生活を余儀なくされています。近年自律神経失調症がふえているのは、この生活リズムの乱れが大きな誘因です。
私たちの生活の中で最も基本となるのは「睡眠」「栄養」「運動」「心身のくつろぎ」です。この4つの要素が病気を予防するうえで非常に重要です。この4つを改善するだけでも、かなり生活リズムがととのってきます。
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まずは睡眠を見直して生活のリズムをととのえましょう。
自律神経失調症の人の場合も、その多くに睡眠のリズムの乱れがみられます。睡眠が不規則なため、昼間も眠たくてしかたない、夜ふかしいていまい、朝起きれない、などというものです。
睡眠は脳や体の疲れを回復させると同時に、生活のリズムの基本ともなるたいせつなものですから、けっしてないがしろにはできません。
では睡眠時間は7時間が理想といわれていますが、これは個人差があります。「何時間寝なければいけない」と数字にこだわるより、6〜9時間ぐらいの間で、自分にふさわしい時間を確保すればいいでしょう。
| ■食事(いちばんの基本。食事をないがしろにしては体調はよくなりません) |
朝食を抜く人がふえて、1日3食をたべるという大原則がくずれつつあります。
医療原則といいますが、食事をないがしろにする生活がつづくと、栄養のバランスが偏って、体の抵抗や免疫力を落とし、体調が悪くなっても不思議はありません。自律神経失調症の人にはそれはあてはまります。
栄養のバランスを考えて食べることが大事です。基本となるのは炭水化物、脂肪、タンパク質の3大栄養素。それにビタミン、ミネラル類です。不足しがちな野菜を手っとり早くとるには、みそ汁などに何種類も入れることをおすすめいたします。
心身をリフレッシュさせてくれる運動は、睡眠、食事とともに体にとって不可欠です。自律神経失調症の人にしてみれば「体調が悪いのに運動などとても」と思うかもしれませんが、そういうときこそ自発的に体を動かしてみることをおすすめいたします。
体を動かすことによって爽快感が得られ、イライラや倦怠感も解消するという精神的効果もあります。
おふろは絶好のリラックスタイムです。1日の心身の疲れや緊張を解消します。
疲れをとってリラックスしていときは、ぬるめのお湯に限ります。夏なら38度くらい、冬なら40度くらいのお湯に20分くらい、顔にうっすらと汗が浮かぶくらいまでつかりましょう。こうすると「夜の神経」である副交感神経が働いて鎮痛効果が得られ、心身ともに眠りに入るのにふさわしい状態になります。
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