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関節痛と関節痛症状
関節痛 寒冷痛 寒さのために肩や、ひざ、あるいは腰が痛むことはよくあります。夏でも冷房などで患部を冷やさないことが大切です。 また、冷え対策には、衣服の重ね着だけでなく、適度な運動を行うことも有効です。 関節痛 自発痛 関節を動かさないで痛む場合、自発痛があるといいます。その関節を触ってみると、たいてい熱っぽく腫れています。これは炎症が強く長くつづいたために関節の骨膜が腫れて神経を刺激し、そして関節内に関節液を溜めるからです。 自発痛があるときは、過度の温度は逆効果で、湿布を貼って安静をとることが第一です。 関節痛 圧迫痛 炎症がおこると、関節を押したときに痛みを感じることがあります。 治療の原則は安静が原則ですが、湿布薬や消炎鎮痛剤をもちいることもあります。 関節痛 阻血痛 血管が狭くなったり詰まったりして血液の流れが悪くなり、酸素が欠乏したために痛みが出ることを阻血痛といいます。強い痛みです。 痛みをやわらげるには、薬や温熱療法や、関節を動かして血液の循環をよくすることが基本です。 関節痛 運動痛 関節を動かすと痛みが出る場合を運動痛があるといいます。関節を少し曲げると痛みがやわらぐことが多いので、自然と長時間曲げっぱなしでいることがよくあります。すると、関節周辺の靭帯や筋肉がかたくなってしまい、つぎに伸ばそうとしても曲がったまま縮こまった状態になってしまいます。 痛みを感じても、関節をゆっくり動かすなどして、正常な範囲に近い動きができる訓練を行う必要があります。 関節痛 荷重痛 関節軟骨が消失し、体重がかかって骨どうしがこすれ合うようになると、痛みが生じることがあります。つまり、体重をかけると痛むが、体重をかけなければ痛くない状態です。 荷重痛は、股関節やひざ痛、足関節などのほか、足の甲部や指など、下肢のすべての関節でみられます。 運動によって筋肉を鍛えたり、装具を用いて痛みをやわらげます。 関節痛 心因痛 具体的な原因がなく、また、とうてい痛みが出るとは思えない原因なのに生じる痛みです。連想による痛みや、暗示による痛みなど、精神的なストレスも関節痛を強くさせる一因となります。
これが関節の変形です。 どの関節にも、関節を曲げる筋(屈筋)と、関節を伸ばす筋(伸筋)があります。通常は屈筋のほうが強いので、関節が曲がって伸びなくなる「屈曲変形」がおこります。 いったん関節が曲がり始めると、曲がる方向にどんどん力がはたらくため、関節はますます曲がっていきます。筋肉の伸びが中途半端でとまった状態がつづくと、筋肉は、その長さが最大の伸びとと判断して、それ以上伸びることができなくなります。これが筋肉の「拘縮」と呼ばれる状態です。 関節の変形は、ひとたび始まるともとに戻ることはできません。関節の変形は「関節の制限」がその始まりだと考えられます。 関節症状 上肢(指、手、ひじ、肩)の変形 手首の関節の場合は固まったり、グラグラと不安定になったり、楕円形に膨らんだりします。ひじが痛み出すと、伸ばす方向やとくに曲げる方向の動きに制約がでてきます。 つまり、まっ直ぐに伸ばせなくなったり、曲げにくくなります。肩の変形は、背中に手が届かなくなることから始まり、腕があがりにくくなります。 関節症状 下肢(足指、足、ひざ、股)の変形 股関節では、とくに股を開くような動作に制限が出てきます。また、歩行時には、お尻が後ろへ飛び出したような形になります。 ひざにおいては、まっ直ぐに伸びなくなり、またひざの内側だけすり減ったようになるとO脚が進みます。 足の場合は、土ふまずのとこがなくなって扁平になり、歩くとタコができやすくなります。 足指の代表的な変形に、外反母趾があります。これは、幅の狭い靴などをはくことによって、足の前方の横のアーチがくずれて扁平になり、親指の付け根が内側に向くものです。 また、指先が下を向いたようになる「槌指」(ハンマー型の指変形)がおこる場合もあります。 関節症状 背骨の変形 頸椎(首の骨)の変形がおきると、前後にずれたり上下にずれたりします。 もっとも多くみられるのは、第五と第六の頸椎のずれです。首や後頭部に痛みが出るようになり、手がしびれることもあります。 また、腰椎(腰の骨)の間の椎間板が圧迫されて狭くなり腰痛が生じることはよくあります。椎間板のところでずれる(腰椎すべり症)こともあります。
各関節は、密接に関連し合っていることが特徴です。 上肢においては、ひじ関節を動かせても、手首の関節の動きの制限があれば物をうまく握れなくなります。また、肩関節の制限があれば、背中に手が届かなくなります。 下肢の場合も、各関節は密接に関連し合っています。ひざの関節は動かせても、股関節に制限があると立ち上がるのに大変ですし、歩行が困難になります。 このような関節の動きの制限がみられるのは、二つの原因が考えられます。 一つは関節に強い痛みがあり、動かさないためにおこったり、治療のために安静にしていてもおころますのでやむをえないものです。 もう一つは、安静をとって痛みがやわらいできたときに、徐々に関節を動かすべきところを、2〜3週間以上も動かさなかったために、そして骨折などで関節に血液がたまり、炎症をおこしてためにおこるものです。 安静のとりすぎや炎症などのために、関節の範囲の組織が縮んで硬くなってしまったのが原因です。 関節の動く範囲を回復するためにも、急性期をすぎたら、関節をあらゆる方向に動かす訓練を行うことが必要です。
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