|
妊娠したい人にとっては、太りすぎもやせすぎもそれぞれ不妊の原因になります。妊娠しやすい体質とは、「健康的な体」ということだと思います。太りすぎも痩せすぎも正常なホルモンの分泌を妨げますから、標準体重を保つようにして、健康的で妊娠しやすい体をつくりましょう。
女性の場合、肥満の人はホルモンサイクルに異常をきたしていることが多く、そのために無排卵などの排卵障害を引き起こす確立が高いといわれております。体重が増加して、高血糖の状態が続くと、多嚢胞性卵巣症候群や黄体化未破裂卵胞が発生しやすくなると考えられます。
男性の場合には、体内の女性ホルモン濃度が上昇して、運動能力の低い、元気のない精子が多くつくられてしまうことがわかっています。
極端にやせているのもよくありません。必要な栄養分が十分とれていないと生殖機能が正常に働かなくなり、月経不順になったり、月経はあっても排卵がない無排卵月経が起こることもあります。また、鉄欠乏性貧血にもなりやすくなります。貧血になると、黄体ホルモンの分泌が不足して(黄体機能不全)、子宮内膜が十分に厚くならないため、受精卵が子宮内膜に着床できなくなってしまいます(着床障害)。
太りすぎやせすぎも、不妊の原因になります。健康でじょうぶな赤ちゃんを生むためには、ちょうどよい体型、体重を保つことが大切です。
■肥満度の判定方法
いろいろな方法がありますが、ここでは厚生省の「肥満とやせの判定表」と国際的に使われているBMI(ボディ・マス・インデックス)法を紹介します。
BMIの計算法: BMI=体重(kg)÷[身長(m)÷身長(m)]
■肥満とやせの判定表(厚生省)
●肥満とやせの判定表(厚生省)20代、30代 女性の場合
体重(kg)
身長 |
やせすぎ |
やせぎみ |
ふつう |
太りぎみ |
太りすぎ |
20代 |
30代 |
20代 |
30代 |
20代 |
30代 |
20代 |
30代 |
20代 |
30代 |
150 |
40.5 |
42.0 |
43.7 |
45.4 |
47.6 |
49.5 |
51.8 |
54.0 |
55.9 |
58.4 |
154 |
42.3 |
43.8 |
45.7 |
47.3 |
49.7 |
51.6 |
54.2 |
56.3 |
58.5 |
60.9 |
158 |
44.2 |
45.6 |
47.8 |
49.3 |
52.0 |
53.8 |
56.6 |
58.7 |
61.1 |
63.5 |
162 |
46.2 |
47.6 |
49.9 |
51.5 |
54.3 |
56.1 |
59.2 |
61.3 |
63.9 |
66.3 |
166 |
48.3 |
49.6 |
52.2 |
53.6 |
56.8 |
58.5 |
61.8 |
63.9 |
66.7 |
69.1 |
170 |
50.5 |
51.7 |
50.5 |
55.9 |
59.3 |
61.0 |
64.6 |
66.6 |
69.7 |
72.0 |
●肥満とやせの判定表(厚生省)20代、30代 男性の場合
体重(kg)
身長 |
やせすぎ |
やせぎみ |
ふつう |
太りぎみ |
太りすぎ |
20代 |
30代 |
20代 |
30代 |
20代 |
30代 |
20代 |
30代 |
20代 |
30代 |
160 |
47.9 |
50.1 |
51.4 |
53.9 |
55.6 |
58.5 |
60.2 |
63.5 |
64.6 |
68.3 |
164 |
50.2 |
52.1 |
53.9 |
56.1 |
58.3 |
60.9 |
63.1 |
66.1 |
67.8 |
71.1
|
168 |
52.6 |
54.2 |
56.5 |
58.4 |
61.1 |
63.3
|
66.1 |
68.7
|
71.0
|
74.0
|
172 |
55.1 |
56.4 |
59.2 |
60.7 |
64.0 |
65.9 |
69.3
|
71.5 |
74.4
|
76.9 |
176 |
57.8 |
58.7 |
62.0 |
63.2 |
67.1 |
68.5 |
72.7 |
74.4 |
78.0 |
80.0 |
180 |
60.5 |
61.1 |
65.0 |
65.7 |
70.4 |
71.3 |
76.2 |
77.4 |
81.8 |
83.3 |
 |
歩くだけで全身に血液が行き渡ります。冷え性を解消し、ホルモン分泌も活性化します。脂肪も燃焼し、ダイエット効果も期待できます。
ウオーキングで体をリフレッシュしましょう。
|
 |
女性の場合、「太りすぎ」の割合が高くなればなるほど、無排卵になる確率が高いといわれています。これは、肥満によってホルモンの分泌が変化し、ホルモンのバランスがくずれ、排卵障害を起こしやすくなるからのようです。
|
 |
からだにやさし服装をしましょう。子宮や卵巣、精巣などにすこやかに働いてもらうためには、下着や服装などのも気をつかいましょう。ピチピチのジーズンなど、下半身を締めつけるような服装は、男女とも避けたいものです。
|
 |
毎日なにげなく食べている食材の中にも、不妊改善に役立つ働きをするものがあります。特別高価なものや、変わったものを買わなくても、食材を意識して毎日食べることで、不妊体質から改善されるかもしれません。
|
 |
色の持つパワーを利用して心と体をいやし、なりたい自分になるカラーヒーリングを紹介いたします。赤ちゃんを望むならピンク、体調を回復させるブルーなど。
いやしは毎日の生活の中に、楽しいカラーヒーリングを。
|
 |
ストレスが人間の生殖機能に多大な影響を与えて、それが原因で不妊になることがあります。逆にストレスがなくなれば体の調子もよく、ホルモンのバランスもよくなり、妊娠しやすい体になります。
|
 |
環境ホルモンが体内に入り込むと、ホルモンのバランスがくずれ、生殖器官や遺伝子の働きがかく乱されてしまいます。環境ホルモンは私たちの生活のまわりのいたるところに存在しています。体内環境をととのえることが必要です。
|
 |
精子と卵子が出会い、妊娠に至るまでには、いくつかのプロセスがあります。何千万という精子の中からたった一つの精子が卵子の中にゴールインすることから妊娠の過程が始まります。 |
 |
排卵日前後、妊娠しやすい期間中にセックスをすると妊娠の確率が高まるといわれています。排卵日を定めるためにも体調を管理し、ストレスをためないようにすることが重要です。
|
 |
環境ホルモンが体内に入り込むと、ホルモンのバランスがくずれ、生殖器官や遺伝子の働きがかく乱されてしまいます。環境ホルモンは私たちの生活のまわりのいたるところに存在しています。体内環境をととのえることが必要です。
|
 |
生理と妊娠の関係はどうなっているのでしょう。妊娠と生理の関係は、成熟した女性ならある程度理解されています。ところが実際「自分が初めて妊娠するまで知らないことがたくさんあった」というのが、多くの女性たちの実感のようです。
|
 |
マカを飲み始めてから妊娠がかなったという報告が多数寄せられているようです。マカはホルモンバランスを調整し、男性生殖機能や女性生殖機能を活性化させ妊娠を促進させる作用があります。
|
 |
現在は高齢で出産する方が増え、少産少子の時代です。妊娠したいけどなかなかできないとお悩みの方、異常を見つけて十分対応できる場合があります。
妊娠を望むなら妊娠検査を受診してみてはいかがでしょう。
|
 |
子宮外妊娠と子宮という赤ちゃんを育てるところの中以外で育てるのを子宮外妊娠と呼びます。妊娠初期の異常妊娠の代表的なもののひとつです。頻度は大体全妊娠数の約1〜2%くらい全分娩数の約2〜3%とされています。
|
 |
薬局で買える妊娠判定薬で、うまくいけば、妊娠の判定は排卵後14日から次の生理が来るはずの頃には判定することができます。この検査は、妊娠の有無を判定するものです。
|
 |
よく、妊娠兆候や妊娠超初期症状といいますが、妊娠初期症状と基本的には同じ状態を指しています。妊娠兆候や妊娠超初期症状は、妊娠初期症状よりも短い期間をいうことが多いようです。
|
| |