「サメの軟骨」は、頭の形が「とんかち」に似ていることから、通称「ハンマーヘッド」と呼ばれている「しゅもくざめ」の体からその骨格を取り出し、乾燥させ粉末化したものです。
サメの最大の特徴は、骨がまったくない点です。動物はカルシュウムとリンでできた固い骨で体をささえていますが、サメの場合はすべてが軟骨で、たんぱく質と複合炭水化物のかたまりで骨より、はるかにやわらかいつくりになっています。
現在このサメの特殊性が見直され、軟骨中のコンドロイチンがガン細胞の血管新生を阻害する作用や人間の軟骨破壊をくいとめ炎症を抑制する働きが注目されてきています。
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